首都圏外郭放水路管理支所 調圧水槽内

首都圏外郭放水路は、日本の最先端土木技術の粋を集めて建設されている、世界最大級の洪水防止施設です。その最もユニークな特徴は、その巨大なシステムの全てが地中にあるという点です。
 地上で溢れそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、トンネルを通して江戸川に流すという、その全体像を目にすることは出来ませんが、内部の空間はまさに巨大な宇宙船を彷彿とさせます。
 直径30m・深さ60mの5本の巨大立坑、地下50mを6.3kmに渡って走る直径10mの地底トンネル、500トンの柱が59本も林立する巨大な地下水槽、毎秒200tを排水する14000馬力のタービンなど、その全てが想像を上回る大きさで、見る者を圧倒します。
 建設開始からおよそ12年を経て、現在その8割が完成。平成14年から部分的に稼動し、約450万トンもの洪水を安全に処理した実績をもっています。

えーと、これがCGじゃなく実在していると言う事実。鳥肌物ですな。見学会終わってるの最悪。