独占入手、三菱自動車が販社だけに伝えたこと

衝撃はこれだけではない。「また達成できもしない数字を追うのか…」。販社社長会では、三菱自動車から、1月28日に公表した国内販売計画とは別の数値目標が言い渡された。対外的には2005年度22.4万台としている目標が内部では25.3万台、同じく2006年度24.2万台のところ30.6万台、2007年度27.8万台のところ33.7万台と約2割増になっていた。
三菱自動車は「社内的には下限の必達目標に甘んじず上を目指すということ」とするが、ある販社社長は、「なぜ内部では別の数字を追うのか。これでは、販社はまた疑心暗鬼になり、しらけてしまう。公式発表の数字を死守すべく裸一貫から努力すべき時期なのに…」とため息をつく。

販社の人もほんと災難ですな。販社を蚊帳の外にしちゃうのが得策ともあんまり思えないんですが。