ルートファインディングの為のマップリーディング

大体において、道を間違えてしまうと戻るよりそのまま突っ切ってしまうのだが、結構何とかなる。知った道に出たときの安堵感とか嬉しさとかありますな。あ、車の話。
・・・FSR、オイラのと(何年前だ?)もう形全然違うのね。

地図には地形、道、土地利用、建造物などの情報がある。それらを読みこなすことがマップリーディングだ。マップリーディングの第一は、尾根と谷を見分けること。尾根と谷は表裏一体で、ピークから見て、等高線が出っ張っている部分が尾根、凹んでいる部分が谷だ。慣れないうちは、あらかじめ尾根に線を引いておくと分かりやすい。
 等高線には曲がっているかどうか分からないくらい微妙な凹みや出っ張りもある。実際にはそれも尾根のように張り出していたり、水の枯れた谷であったりするので、見逃さないようにする。
 また、地図には植生も記されている。雑木林を走っていて、突然植林の森に入ったり、牧草地に入ったりしたら、地図で確認してみよう。土地の利用についても、地図に記されているからだ。

地図を読めない女とかなんかそんな感じの題名の書籍があった気がするが、「読める」と認められる人はこの程度普通でしょ、つ事かしら。

ワンゲル系とかでわ無く、学術調査用途の地図読みって視点が面白い。

基本的にルートは尾根の上を通る。分かりやすいし、歩きやすいし、傾斜も楽だからだ。まれに谷を通ることもあるが、谷は一般に地形が険しいので通るべきではない。谷を通るのは、隣の尾根に向かうためか、他によい道がない場合に限られる。登山道があればともかく、勝手に谷へ下りるのは厳禁。とくに屋久島の谷は深くて崖も多いから、「谷に下りたら死ぬ」。迷っても絶っ対に谷には下りるな!

・・・野生生物研究の成果は、笑ってごまかしてないっすよね・・・。

なお、磁北は真北ではない。磁北線を地図に書きこんでおけば目標がぴったり特定できる。しかし6度程度だから笑ってごまかすことも一応可能。磁北偏差は地図に書いてある。

変動ベクトルで見ると、新潟県中越地震やっぱ相当でかいですな。