ポーツマス
- 作者: 吉村昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 作者: 落合尚之,矢作俊彦
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で、小村寿太郎はズバリ格好良い。つか明治政府サイコーです。さすがヴィクトリアで「明治維新凄すぎ、チートだ馬鹿!うわああん」レベルの事はある。昭和になってから駄目になったな。平成?なんだそれ。
そしてピンポイントでコアヒットした所を書く。それはシベリア鉄道*2の活用方法。シベリア鉄道は、あの阿呆みたいな距離を東西に渡って単線で運用していた訳だが*3、そのせいもあって諸外国からは使い物にならんと軽視されていた。自国でもいまいち使えんみたいな論調もあった。しかし、極東での戦況がヤバくなるに従って、何とか東へ人員・物資を効率的に輸送する必要に迫られた。で、迂回路とか作るわけだが、作るのも時間かかるし効率もそんなには良くならない。戦況は激ヤバ。どうするか。
あっさり乗り捨て計画ですよ。一方通行。西から東へ人員と補給を送りつけるのみ。終点では車両を運び出して生活用ブロックとして再利用。衝突の可能性ゼロだから、もうズンドコ輸送できるのね。帝政ロシア最高。