チャンピオンを賭けた壮絶バトル!

GT300クラスはポールのNo.43 ARTA Garaiya(新田守男>高木真一)と予選2番手のNo.16 M-TEC NSX山野哲也八木宏之)3番手だったNo.10 JIM GainerアドバンF360(田中哲也>余郷敦)の3台が序盤から接近戦を展開。No.10はいったんNo.16の前に出るが、激しいバトルのすえ14周目にNo.16が抜き返す。その後さらに3台でのテール・トゥ・ノーズからときにサイド・バイ・サイドの手に汗握るバトルが延々と続いた。
 この勝敗を分けたのはピット作業の時間だった。25周目にピットに戻ったNo.43が約36秒を費やしたのに対し、次の周入ったNo.16は約32秒でピットアウト。ストレート半分ほど先行してコースに復帰した。31周まで引っぱったNo.10は燃費の悪さもあって作業に40秒以上かかり2台からは引き離されてしまう。

これ、ほんと凄かったです。F360が抜き返しに来たとき、横っ腹当てながら押し切った時はブースの中拍手喝采
しかも、レース前に熊倉ディレクタが「ピット勝負で勝ちます」って言っててその通りに実行できるドライバーとピットワークの能力は本当に素晴らしい。仲間の能力に対する信用とか信頼とかあるから出きるんだろうなと思った。薄っぺらい言い方だけどプロフェショナリズムを感じた。俺が小中学生だったら人生変わってたかもしれん。